|こども・若者のみなさんへ

あなたが考えたことは、

まちを動かす力になる。

あなたが暮らしているまちや、使っている公園、学校、施設について、

「こうだったらいいのに」
「ここが少し使いにくい」
「こんなことをやってみたい」

と思ったことはありますか。

 

まちについて感じていることや、日々の暮らしの中で気づいていることは、あなた自身にしか分からない、大切な視点です。


私たちは、こども・若者を、大人から意見を聞かれるだけの人ではなく、まちを見て、考え、つくり、動かしていく、ひとりとして捉えています。


意見から、まちの具体へ

意見を言うことから、 まちに形が残ることへ

意見を言うことのできる場があることは、大切です。

けれど、意見を聞いてもらうことだけが、まちへの参画ではありません。

自分たちが考えたこと、伝えたこと、仲間や大人と話し合ったことを、実際に試してみる。

そして、公園や施設の使い方、活動、ルール、展示、サイン、イベントなどとして、まちのどこかに形が残る。

「ここには、自分たちも関わった」と思える場所や活動があることは、こども・若者にとっても、まちの未来にとっても、大切なことだと考えています。

01

知る

まちを見て、歩いて、体験し、情報を集める。

02

考える

気づいたことから、自分なりの問いや考えを持つ。

03

伝える
話し合う

自分に合った方法で伝え、ほかの人の考えを知る。

04

試してみる

アイデアを、小さな活動や実験として形にしてみる。

05

まちに
形が残る

場所、活動、ルール、仕組みなどとして、まちに残る。

06

使いながら
見直す

実際に使い、確かめながら、よりよい方法を考え直す。

まちは、一度つくって終わりではありません。使いながら考え、少しずつ育てていくことができます。

いろいろな関わり方

話すだけでなく、
調べる、つくる、試してみる。

まちに関わる方法は、会議で意見を言うことだけではありません。自分に合った方法で、まちを知り、考え、表現し、動かしていくことができます。

まちを歩く

実際に歩いて、気になる場所や、好きな場所、使いにくい場所を見つけます。

記録する

写真や動画を撮ったり、絵を描いたり、気づいたことをメモしたりして残します。

地図をつくる

見つけたことや感じたこと、あったらよいものを、地図の上に描いて整理します。

しらべる

人に話を聞いたり、観察したり、はかったり、数えたりしながら、まちのことをたしかめます。

企画する

仲間や地域の人と一緒に、やってみたい活動や、新しい使い方を考えます。

試してみる

考えたアイデアを、小さな活動や実験として実際に試し、うまくいくかを確かめます。

一人で全部する必要はありません。
友だちや地域の人、大人と一緒に、自分にできるところから関わることができます。

ここにイラスト画像を追加します

自分に合った方法で

得意な伝え方で、
参加できます。

考えや気持ちを伝える方法は、一つではありません。

話すこと、書くこと、描くこと、つくること、身体を動かすこと、写真を撮ること、誰かと一緒に伝えること。

自分に合った方法と速さで、まちに関わることができます。

そのときに話したくないことは、話さなくても構いません。途中で休んだり、参加をやめたり、考えを変えたりすることもできます。

違いから、見えるもの

違いを、
たのしみましょう。

同じまちや場所について考えても、気になることや、やってみたいことは、人によって違います。

年齢や暮らし方、経験、使う時間が違えば、見えているものも変わります。

それぞれの考えを持ち寄り、その理由を知ることで、一人では思いつかなかった見方や、新しい方法が見つかることがあります。

01

考えを持ち寄る

多くの人と同じ意見でなくても構いません。少数の意見や、まだうまくことばにできない考えにも、大切な発見があります。

02

理由や背景を知る

賛成か反対かだけでなく、なぜそう思ったのか、どのような経験から生まれた考えなのかを聞き合います。

03

新しい選択肢をつくる

どちらか一方を選ぶだけでなく、使う時間を分ける、場所を変える、まず試してみるなど、別の方法を考えます。

意見の違いは、まだ見えていなかったまちの姿に気づき、新しい選択肢をつくるための手がかりになります。

意見を受け取った、そのあと

できることと難しいことを、
きちんと伝えます。

まちについて意見を伝えたあと、その意見がどうなったのか分からないままでは、本当に参加したとは感じにくいものです。

みなさんから出された意見には、すぐに実現できるものもあれば、時間や予算、安全、法律、ほかの人との調整が必要なものもあります。

だからこそ、意見を聞いて終わりにせず、どのように検討され、何が決まり、これからどうなるのかを返すことが大切です。

01

意見を受け取る

誰が意見を受け取り、どの計画や活動へつなげるのかを、分かるようにします。

02

条件を確かめる

安全、予算、制度、場所の条件や、ほかの利用者との関係を確かめます。

03

判断の理由を伝える

何が実現できるのか、今は難しいのか、その理由や判断した人を伝えます。

04

次の関わり方を示す

試してみること、もう一度考えること、実施や運営に関わることなど、次の機会をつくります。

実現しなかった意見も、なかったことにはしません。

そのときには実現できなかった考えにも、まちの課題や可能性を知るための大切な手がかりがあります。理由や検討の経過を残し、これからの計画や見直しへつなげます。

私たちがすること

安心して考え、伝え、
試せるように支えます。

まちの翻訳社は、こども・若者のみなさんに代わって意見を決めたり、大人の考えに合わせてことばを変えたりする会社ではありません。

みなさんが、自分で知り、考え、自分に合った方法で伝え、実際のまちや活動へつなげられるように、関わり方や対話の場をつくります。

01

考えるための情報や体験を用意する

いきなり意見を聞くのではなく、その場所を見たり、使ったり、いろいろな人の話を聞いたりできる機会をつくります。

02

いろいろな伝え方を用意する

話すことだけでなく、書く、描く、つくる、写真や映像で残すなど、自分に合った方法で考えを表せるようにします。

03

考えたことを、まちの具体へつなぐ

出された意見を、計画、空間、活動、ルール、運営などへつなぎ、できるところから一緒に試します。

04

その後を、きちんと返す

意見がどのように検討され、何が実現し、何が難しかったのかを伝え、次に関われる機会へつなげます。

みなさんのことばを勝手に大人のことばへ置き換えず、
その人が伝えたかったことを確かめながら、まちへつないでいきます。

まちに関わる、はじめの一歩

一緒に考えたり、
やってみたりしませんか。

まちの中で気になっていることや、やってみたいことがあれば、そこから考え始めることができます。

まだ、うまくことばになっていなくても構いません。歩いてみること、描いてみること、小さく試してみることも、まちへの関わり方の一つです。

学校や地域、施設などで一緒に考えてみたいことがあるときは、先生や家族、身近な大人と一緒に知らせてください。

大人・行政・学校・地域・事業者のみなさんへ

こども・若者の参画を考えているみなさんへ

意見を聞くだけで終わらせず、考えるための情報や体験、判断への関わり、実践、振り返りへつなぐために、大切にしていることを紹介します。

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